ぼう
どんずる峯 (二上山麓)
1500万年前、今の近畿地方は火成活動が活発で、たくさんの火山が噴火した。そのひとつが今の二上山近くにあった。主に安山岩質溶岩(含ザクロ石黒雲母安山岩)が流出した。また、その時の大量の火砕流や火山灰が今のどんずる峯を作っている。 大阪からもよく見える二上山は、奈良県との境に位置する二こぶの美しい山容を見せている。二上山そのものは火山ではないが近くで火砕流や安山岩など堆積して二体のとがった形をしている。 どんずる峯は子どもたちの遠足など含めて何度も訪れた。(1967再掲) |